エリアB(伊賀研究拠点):第7回観察実験講座を行いました

9月22日(土)、エリアBの伊賀研究拠点にて、第7回の観察実験講座を行いました。

今回の講義テーマは、「核エネルギーについて考えよう」、講師は山本好男先生です。

まず、学習前に核エネルギーについて知っていることを整理すると、受講生からは「核エネルギーは原子力発電などに利用される」、「放射線にはガンマ線やエックス線、アルファ線など種類がある」といった知識や、「原子爆弾」「チェルノブイリの事故」などについてあげられました。

講義では、最初に原子力、核エネルギーについて学習しました。私たちの生活に身近な、平和利用としての医学利用についてや、エネルギー確保のための原子力発電について、また、核兵器・核爆弾として利用されていることなど、核エネルギーをあらゆる視点から考えることができました。

また、サーベイメーターという放射性を計測する装置を用いて、周囲の物質の計測を体験しました。

核エネルギーと関連して、原子力発電についても詳しく考えました。原子力発電の仕組みや、長所・短所などを学び、原子力発電の現状についてのDVDを見ながらこれからの原子力発電を参加者で話し合い考えました。

講義の最後のまとめでは、考えたこととして、「日本は地震が多い国であるから、廃炉を進めるべき」や、「発電方法について、もっと簡単に出来ないか」などの意見が参加者から出されました。

今回の講義で、参加者はいろんな意見に触れることができ、自分たちのこれからの生活について考えることができました。

次回は、加藤先生の次世代エネルギーについての講義です。