エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座を行いました

12月7日に、観察実験講座「水の分析」が行われました。

まず、身近にある水について「きれいな水」とはどのような水かについて考えてもらいました。

次に、実際に水の分析、今回は水の中に溶けているリンの量を測定しました。
標準溶液(溶けているリンの量が分かっている溶液のこと)、水道水、工場排水を用意し、そこに発色試薬(アスコルビン酸とモリブデン酸を混合したもの)を作製、添加し色を付けました。

ついで、その溶液の吸光度を分光光度計で測定し、吸光度を記録し、それらから水道水および工場排水のリンの量を求めました。

同時に実験を通して、メスフラスコ、イクロピペット、セルなどの使い方を学び、また実験器具の洗い方や乾燥のしかたについても学びました。

最後に、水に関わる環境問題について考えてみました。