11/20(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「水の分析 -溶存酸素をはかる-」が行われました。講師は、紀平先生です。
まず、湖や海で起こっている富栄養化や貧栄養化についての仕組みを学びました。
そして、なぜ溶存酸素(水に溶けている酸素)を測定しなければならないのかについて理解しました。
次に敷地内にあるビオトープへ移動して,水を採水し、酸素瓶にゆっくりと試水を注ぎました。
その後、溶存酸素を固定するために2種類の試薬を添加しました。
実験室へ戻った後、
①ビオトープの水、およびあらかじめ用意しておいた
②水温が高い水道水
③水温が低い水道水の溶存酸素
をウインクラー法により測定しました。試薬を添加するごとに化学反応が生じ、溶液の色がいろいろ変化しました。