2021年度成果報告会が行われました

2022年3月13日(日)9時から15時半、2021年度受講生の成果報告会がオンラインで行われました。

本年度の第一段階プログラムの受講生46名のうち、所定のプログラムを終えた39名が本日の最終報告会を迎えました。また、第二段階は継続を含めて25名(1年目18名、2年目6名、3年目1名)が研究報告しました。

発表者が多いことから、当初より第一段階はポスター発表、第二段階は口頭発表と計画して、受講生に準備をしてもらいました。しかし対面での実施は難しいと判断し、1月中旬に、oVice(オービス)というバーチャル空間にポスター会場を設置することを検討し、報告会の10日前には受講生がoViceのポスター会場に入いって様子をみることができるようにしました。

報告会には、発表者だけでなく、関係者や修了生など、98名の参加者がありました。

ポスター発表は午前に行われ、1グループ14名がzoomで一人1分間のフラッシュプレゼンをして、oViceのポスター会場に移動してポスターの前で質疑応答を行う形式で、各グループ1時間の割り当てとなって3グループが行いました。ポスター会場を3フロア用意することで発表場所をわかりやすくしました。

 

さらに4階には交流会場を設けて、昼食休憩中には受講生同士に集まってもらい、交流を深めました。

午後には、第二段階受講生はzoomで一人5分間の発表であり、大学の先生から直接ご指導を受け、大学で実験もするなど専門的な研究成果をわかりやすく説明していました。

発表の後、三重県教育委員会の島田指導主事から講評がありました。探究的な学びや、答えのない問いに対して学び続けることが重視されている中で、受講生の取り組みはその好事例であることを述べられ発表のいくつかについての感想やコメントと、関係者のサポートに対する謝辞がありました。

続いて、伊藤正明三重大学長より受講生代表に修了書が授与され、講座の受講、研究活動、発表の準備など、熱心に取り組んだことに対する祝辞と今後の期待が述べられました。

修了生は「三重ジュニアドクターネットワーク」で交流を続けるとともに、高校に進学する修了生についても、研究を継続する場合はサポートを受けます。科学コンテストや研究会での成果発表が期待されます。