エリアA(三重大学):観察実験講座「心臓はどのように動いているのか」が行われました

9月14日にエリアAで観察実験講座「心臓はどのように動いているのか」が行われました。講師は西村有平先生でした。

今回の講座ではゼブラフィッシュの心拍数を測りました。正常時で測った後に薬を投与して再び心拍数を測りました。薬を投与する前後で心拍数にどのような変化が起きるのか、そして薬の効果は何かということを子どもたちは熱心に考えていました。


容器に入ったゼブラフィッシュを見つけると受講生たちは一気に興味津々の様子でした。かなり小さいゼブラフィッシュをシャーレに入れ、ミエル1ミリとタブレットで観察すると、細かな体の特徴や動きなどが見られて嬉しそうな声がたくさん聞こえました。

このようにゼブラフィッシュの心拍数を測って表に記入していきました。3~4匹の心拍数を測る必要があったので、班の中で分担することでスムーズに計測を行っていました。受講生たちは、対面の講座にも慣れて活発に話し合ったり自然に役割分担したりしていたのが印象的です。

その後、薬を投与したゼブラフィッシュの心拍数を測り、投与前と比較して薬がどのような効果を持っているかを考えました。そして、様々な薬の効果をコンピューターでシミュレーションしました。


今回は、普段見ることがないゼブラフィッシュやミエル1ミリやコンピューターのシミュレーションを用いての講座であり受講生たちのきらきらとした笑顔がたくさん見られました。班の中で話し合いながら考察を繰り返す表情は着実に成長していることを感じさせてくれました。