6/1(土)、エリアBの伊賀研究拠点にて、観察実験講座1「ブログラミング入門と電子工作①」を行いました。講師は、加藤進先生です。
まず、工作。材料は、圧電素子、ガチャ玉、両面テープ、リード線(赤・黒)、3.5mmΦ
これは、ガチャ玉を振ることで、ガチャ玉の中ビーズが圧電素子を叩いて発電します。
つぎに、Scratch3を使って、プログラミングの基礎を体験しました。
【プログラミングの根本】①順次 ②繰り返し ③条件分岐(判断) がポイントです。
1. 超入門:猫を「ニャー」となかせる。
◎猫を3回なかすには?
プログラミングに問題は、見当たりません???1回しかなかないのは何故か?
実は、コンピュータですが、人間に聞こえない速さでないていました。
人間に聞こえるようするには?どんな力技が必要か考えてみました。
それは、命令と命令の間に区切りをつけることです。
ニャーの音をならす
1秒待つ
ニャーの音をならす
1秒待つ
ニャーの音をならす
1秒待つ
これで3回聞こえました。
猫を対象に歩かせ、三角形を書かせることで、順次、繰り返しをマスターました。
頭の中で考えていることを実際にするとギャップが出てきます。
そこに力技が必要となることを発見しました。
1. Scratch3で作曲
ピアノの鍵盤に番号をふり、音と番号の1対1対応をすることで、曲が作れることを理解しました。ド=60、レ=62、ミ=64 (ピアノの鍵盤の黒い部分(黒鍵)はシャープ、フラットとして番号をふります。
最初に工作したガチャ玉で発電した値をScratch3で取り込み、可視化させるプログラムを作りました。ったプログラムでLEDを点滅させました。
身の回りにあるもの。エアコン、信号、車などセンサーで動いています。
コンピュータは、電源ではなく、信号を作る装置です。何か一つマスターすれば世界が次々に広がる事を教わりました。