エリアA(三重大学):【午後】観察実験講座⑧を行いました

9月14日エリアAの午後の部では、観察実験講座「コンピュータを使って組み合わせや並べ方を調べる」が行われました。

講師の先生は三重大学大学院工学研究科 情報工学専攻の山田 俊行先生でした。

講義内容は普段私たちが筆算や暗算で行う簡単な計算を、コンピュータを使ってやるとどうなるのか、その仕組みや動かし方について学ぶというものでした。

まず最初に、パソコンの電源を入れ、山田先生の研究について書かれているWebページへ行き、今日の内容について学びました。学校では前の黒板やホワイトボードを見て授業を受けることが多いですが、ここでは写真のように手元のパソコンの画面を見ながら講義を聞きました。「後ろの席だと見えない…!」ということがなく、皆快適に講義を聞くことができている様子でした。

そしてここからは、本日のメインであるプログラミング言語のPython(パイソン)を使って、足し算や引き算、割り算など色々な計算をやっていきました。プログラミングでは色々な数字やアルファベットが出てくるので、キーを一生懸命探しながら打っている人もいましたね。しかし、最後に計算が上手くいくと、皆とても嬉しそうでした。今日パソ上手く出来なかった人も、これからたくさん使ううちにどんどんわかるようになっていくので、大丈夫ですよ。

講義の最後には、簡単な問題を解くアルゴリズム(問題を解く時の手順を機械化したもの)について学びました。皆がこれまで学んだ、最大公約数のアルゴリズムについて学びました。プログラミング言語では皆さんが日頃よく使う算数や数学の知識を使っていることも多いので、皆さん、算数や数学は普段からしっかり復習しておきましょうね。(もちろん他の教科も大切です。)

今回はとても楽しかったと思う人も、難しかったと思う人もいると思います。しかし、ここでは他にも違う分野の講座をまだまだたくさん行っていきますので、次回以降も楽しみにして来てくださいね。