エリアD(皇学館大学):観察実験講座⑨を行いました

10月5日は観察実験講座⑨「 アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムを用いた水のゲル化実験やPVAと食塩の塩析実験 」が行われました。講座を担当していただいた先生は皇學館大学の楠木宏先生です。

始めに、地球上に存在する物質は固体、液体、気体に分かれることを確認しました。雲は目で見ることができるから、気体ではないこと、さらに小さな氷や水の粒でできていることを知り、子供たちはとても驚いた様子でした。さらに、本日の講座では固体と液体の間に存在する゛ゲル゛について勉強することを確認しました。

次に、ゲルの性質を利用して掴める水を作成しました。受講生は、アルギン酸を水に溶かすことに苦戦していました。

さらに、掴める水に色をつけ、いくらを作る実験も行いました。いくらのように小さな球をストローで作ることがとても難しかったようです。

受講生は作ったゲルを潰したらどうなるか等、疑問に思ったことを調査していました。

最後に身の回りにあるものを用いて、スーパーボールを作りました。水にとける塩の量には限界があり、飽和水溶液ということを学びました。スーパーボールを用いて身の回りの水溶液について学ぶことが出来ました。

今回の講座では、自分達でたくさんの疑問をもち、積極的に調査する姿が見られました。