エリアA・E(鈴鹿工業高等専門学校):観察実験講座「ガラスと発光を調べてみよう!」を行いました

1月9日(土)、鈴鹿工業高等専門学校にてエリアA・Eの観察実験講座「ガラスと発光を調べてみよう」が行われました。ご担当の先生は鈴鹿工業高等専門学校の和田憲幸先生でした。

講座の冒頭では、原子の構造について学習しました。原子には、原子核の中には中性子や陽子があること、原子核の周りを電子が公転していること等を確認しました。原子の電子配置の例をいくつか見た後、受講生は、実際に酸素やケイ素のモデルを描き、原子が具体的にどのような構造をしているかについて学ぶことができました。

次に、ケイ素と酸素が規則正しく配列した場合と不規則に配列した場合の図を描きました。不規則な配列を描くことに苦労している人もいましたが、様々な配列が身の回りにたくさんあることについて学ぶことができました。

2人1組のグループに分かれ、蛍光するガラスの作製を体験しました。小学生の受講生は、中学生の受講生にガスバーナーの使い方を教えてもらいながら、協力して実験を行えていました。

最後に、身の回りにたくさんのガラス製品があることを教えてもらい、自分たちの暮らしを支えていることがわかりました。

この講座をきっかけにして、身の回りの不思議に目を向け、学びを深めて欲しいと思います。