1月25日(土)エリアA では、観察実験講座「金属チタンの性質を調査しよう」が行われました。
講師の先生は、鈴鹿高等専門学校の万谷義和先生でした。
最初の講義では、身の回りの金属材料について学習しました。
各自で金属の種類や色について思い浮かぶものを出し合い、金属チタンの特長に関するお話を聞いた後、4種類のワイヤーの中から、どれがチタンワイヤーなのかを考えました。
次に、色のついた金属材料や陽極酸化処理についてのお話を聞いた後、それらに関する実験をグループで行いました。
まず、陽極酸化処理を行うためにスライダックや直流安定化電源を用いて回路を組みました。
回路を組むためには直流電源・交流電源、電圧について理解していなければいけないので、難しそうでしたが、グループのみんなで協力しながら組むことができていました。
回路が組み終わると陽極酸化処理の実験を行いました。
資料に書かれている実験の手順を読みながら実験を行なっていくと、チタン板に色が付いていく様子を見ることができました。
この色がつくという特長を活かして、チタンリングを自分オリジナルに色つけをしました。
どんな色にしようか考え、きれいなチタンリングを作ることができていました。