エリアD(皇學館大学):プレゼンテーション講座③、観察実験講座⑮を行いました

1月25日の午前は、プレゼンテーション講座③として、「相手に伝わるよう発表しよう」という課題で講座が行われました。

受講生が一年間かけて研究してきた内容を発表しました。プレゼンテーション講座では、探究活動講座でより深くなった内容を人に伝えるための練習をしました。

受講生全員が聞き手を意識して、大きな声で聞き手の方を見て発表している様子が見られました。また、聞き手も発表につき一つは質問をしようと真剣な表情で聞く様子が見られました。2月の科学イベントでの発表が楽しみですね。

午後は観察実験講座⑮として、「ニュートン力学の基礎を学ぼう」という課題で講座が行われました。

始めに、物体はどのような力を受けているかについて考えました。多くの受講生は、「重力」と答えましたが、重力以外にも床が物体を支える力があることを知り、納得している様子でした。また、離れていても受ける力として、磁力や静電気力があることに驚いていました。

次にニュートンの運動の法則を学ぶために、摩擦力が働かない実験道具を使用して物体がどのように運動するのか確認しました。

受講生は物体の運動する様子を見て、

「スピードが一定だ。」

「止まっているものに物体を当てると、同じスピードで進む。」

等、たくさんの意見を話あっていました。

最後に、先の実験とは異なり、物体に一定の力をかけ続けると運動の様子は変化するのかを確認しました。

先ほどのように、開始時点のみ力を加えるのと違い、時間が進むにつれて速くなっている様子を観察することが出来ました。

時間、進んだ距離、速さの関係をグラフにそれぞれがまとめ、時間と速さが比例関係にあることを確認していました。

物体にかかる力には、普段自分たちが気づかずに受けている力があることを体感しながら学ぶことが出来ました。