エリアD(皇學館大学):「皇學館大学研究集会」に参加しました(科学イベント)

2月17日(日)に皇學館大学にて研究集会(科学イベント)が行われました。

研究集会とは皇學館大学教育学部教育学科生物学研究室が主体となり、毎年研究室の卒業生をはじめ、地域の教育関係者や市役所関係者などが参加し、三重県の理科教育を盛り上げる事を目標に各所属部署での取り組みを発表し合い情報交換や交流の場として親しまれてきた会です。

今年は『地域の教育』ー地域の特色のある理科教育ーをテーマに第8回目の研究集会が開催されました。

今年は昨年に増して参加者が増え、三重大学をはじめ伊勢高校、皇學館高校、松阪商業高校、三重高校、伊勢市・鳥羽市の中学校、三重県・滋賀県の小学校、幼稚園、保育園、伊勢市教育委員会、伊勢市役所の環境部、科学実験教室など様々な教育関係者や中学校、高校の生徒など多数の参加が見られました。そんな中で、エリアDの受講生4名がこの会に参加しました。発表は「アワヨトウ幼虫の血球を用いた食作用の観察・実験の検討」、「三重中学校、理科の授業の改革の14年」、「大学連携による環境教育の推進について」、「生徒の意欲を湧かせる観察・実験について」、「伊勢高等学校におけるSSHの取り組みについて」など、大学院生や高等学校の先生による興味深い発表が多く見受けられました。また、高校生による発表は「自然災害とその対策」、「2018高校生地域創生サミットin 鳥羽の学び」など自分たちの活動を分かりやすくまとめた発表でした。受講生らはメモを取りながら先生方や高校生の発表をしっかりと聞いており、今後の自分の進路を考える良いきっかけとなったと思います。

懇親会では名刺を交換をしたり、知らない先生のところへ進んで話しにいくなど積極的に行動する姿が見られ成長を感じました。

こうした姿から、「研究を進めるためには、研究だけができてもダメ。人間的に豊で高いコミュニケーション力を備えることが大切である。」という最初の講座での言葉を思い出しました。