全エリア:令和2年度開講式・特別活動講座を行いました

5月23日(土)、Zoomミーティングを用いて令和2年度三重ジュニアドクター開講式と特別講座が行われました。

本年度の第一段階受講生は44名で、第二段階受講生は19名です。午前中に第二段階の開講式、午後は第一段階の開講式が行われました。

第一段階の開講式では、三重大学理事・副学長の山本俊彦先生よりビデオメッセージをいただきました。引き続いて事業責任者である教育学部の後藤太一郎先生による三重ジュニアドクター育成塾の事業概要について説明がありました。

開講式終了後、教育学部の中西良文先生による特別講座「科学的探究のためのコミュニケーション力を考える」が行われました。コミュニケーションの重要さを知るために、①目の前に人がいる状況、②目の前に人がいない状況、2つの異なる状況下で、受講生同士が自己紹介をしました。

Zoomを用いたグループ活動を行うにあたり、12グループに分けて各グループにメンターがはいることで、活発な話し合いが進み、「相手がいる方が話しやすい」「表情が分からないと話しづらい」など様々な感想が出ました。この体験により、コミュニケーションは聴き手がいて反応があることによって話し手の理解が深まることを理解しました。

講義では、近年のノーベル賞受賞者は単独受賞よりも共同受賞が増えている理由の一つとしてコミュニケーションが挙げられました。科学とコミュニケーションの関係の事例から、受講生はコミュニケーションの重要さについて理解を深めることができました。
しばらくはオンラインによる講座が続きますが、今回の講座における交流により、受講生同士が意見交換をしながら研究を進めることを期待しています。

今回の特別活動講座では、コミュニケーションの重要さについて学びました。
しばらく遠隔での講座が続きますが、特別活動での自己紹介や交流を活かし、皆と意見交換をしながら研究を進めていってほしいと思います。

なお、開講式の様子は、三重大学HPにも掲載されています。