8月1日(土)、エリアEで観察実験講座が四日市大学で行われました。講師は四日市大学の武本行正先生と高橋正昭先生で、「河川水質の環境評価」について午前中はpHとEC(電気伝導率)、DO(溶存酸素量)の水質分析、午後はCa(カルシウムイオン)とCl(塩化物イオン)の水質分析を実施し、滴定法で値を読み取りました。
実験方法の解説は大学生向けだったためにモルの概念にとまどう面もありましたが、手順どおりに実験し、計数値から電卓等を使って計算し、答を出していました。
試験水としては、十四川下流域の水・鎌谷川最上流部の少年自然の家近くの水や中流部の湧水・海蔵川支流の四大近くの部田川の半導体工場からの排水の混じる水や支流の竹谷川、さらに下流部の白鷺橋の水をサンプルとしてそれぞれ1検体ずつ分析し、水質汚濁を定量的に学びました。