エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座「水の分析-溶存酸素をはかる-」を行いました

9/26(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「水の分析 -溶存酸素をはかる-」が行われました。講師は、紀平征希先生です。

まず、湖や海で起こっている富栄養化や貧栄養化についての仕組みを学びました。そして、なぜ溶存酸素を測定しなければならないのかについて理解しました。

次に溶存酸素をウインクラー法により測定しました。
試料は水温が高い水道水、水温が低い水道水、敷地内にあるビオトープの水です。
測定の結果から、水温の違いが溶存酸素濃度に大きく影響することがわかりました。

そしてこの結果が分かると、先生が何も話すまでもなく、生徒たちは「湖で酸素が供給されるところはどこか?」、、「冷たい水は重いから・・・」、「ダムの水ってどこから放流されるの?」など自ずと様々なことに気づき、考え、互いに議論をし始めました。
正しい推理、間違った推理がありましたがとてもいい光景でした。

ビオトープの水について酸素瓶に試薬を入れて固定している様子。

ビオトープの水のpHを比色法で測定している様子。