12月12日(土)、三重大学にて観察実験講座「酵素のはたらき」が行われました。講師の先生は三重大学生物資源学部の苅田修一先生でした。
始めに「朝食について何を食べて来たか?」ということをグループで共有して、「なぜ我々は食べるのか?」について話し合いました。
全ての地球上の生物は同じ構成単位でできており、それを分解、再合成するのが酵素だと言うことをレゴブロックを用いて説明していただきました。
その後実験を行うに当たって用いるタッチミキサーの練習とスポイトで0.2ml取り出す練習を行いました。
酵素がでんぷんを分解する様子をヨウ素反応を用いて観察しました。時間が経つにつれて色が薄くなっていく様子が観察でき、どのグループでも綺麗にグラデーションができました。
また、酵素の温度を25℃で実験を行った時と45℃で行った時では反応がどのように変化するのか、そしてなぜそうなるのかを考え、グループで共有しました。
今回の講座では酵素のはたらきを学びました。私たちが食べたものは様々な酵素のはたらきによって分解、再合成されて私たちの体の一部になっているのですね。