エリアA・E(鈴鹿工業高等専門学校):観察実験講座「マイコン電子制御IchigoJam(イチゴジャム)でマイコンプログラミング」を行いました

1月23日(土)、鈴鹿工業高等専門学校にてエリアA・Eの観察実験講座「マイコン電子制御IchigoJam(イチゴジャム)でマイコンプログラミング」が行われました。ご担当の先生は鈴鹿工業高等専門学校の板谷年也先生でした。

板谷先生のお話を聞く受講生

講座の冒頭では、受講生はドローンやゲーム機がどのようにして動いているのかを、受講前の知識から考えました。その後、板谷先生よりドローンやゲーム機には組み込みシステムというコンピューターシステムが搭載されており、マイコンはその一種であることや、ハードウェアとソフトウェアの違いについてお話して頂きました。

マイコンについて講義して頂きました

次に、受講生は実験室へと移動し、プログラミングや電子制御を手軽に学習できるIchigoJam(イチゴジャム)を用いての観察実験を行いました。受講生はモニター、キーボード、IchigoJamを繋ぐ配線作業を行った後、LEDを光らせるプログラミングを行いました。受講生の中には、上手く実行できない姿もありましたが、板谷先生やメンターのサポート、受講生同士の協力で、すべての受講生がLEDを光らせることができました。LEDを光らせることができた受講生から、各自の進度に合わせて、LEDを点滅させたり、距離センサーを付けてモノとの距離を測定するプログラミングを行いました。

プログラミングをする受講生

観察実験を終えた受講生は教室に戻り、グループ討論を行いました。LEDを明るくするにはどうすれば良いか、ディジタルとアナログの違い、プログラミングの役割などについて、観察実験から分かったことや考えたことを話し合いました。

グループ討論をする受講生

受講生はプログラムを上手く実行できなくても、配線やプログラムを見直したりして試行錯誤を繰り返していました。試行錯誤する中で論理的に考えていく力や批判的に考える力が身につくと思います。この講座をきっかけにして、電子工作にチャレンジしてみてはどうでしょうか。