エリアA(三重大学):観察実験講座「つくる、さわる、かんがえる。そしてツクる。」を行いました

7/31(土)三重大学にて観察実験講座「つくる、さわる、かんがえる。そしてツクる。」が行われました。講師の先生は三重大学工学部の吉川高正先生です。

今日の探求テーマは「3Dプリンタやコンピュータ・モデラ(CAD)を使ったモノづくり」というもの。午前と午後、一日じっくり時間をかけて、このテーマに向き合いました。

【午前の部】3Dプリンタ編

はじめに、ものの加工の仕方について学び、その後3Dプリンタとは何かを、グルーガンを使い立体を作り考えてみました。

ピラミットのようにグルーガンを重ねていきたいが…。

グルーの調整や、ガンの移動が難しく、なかなか上手くいかない様子…。

作業後、吉川先生から、こういった「人間に難しい作業」してくれる機械、それが「3Dプリンタ」だという説明がありました。
人間には難しい作業を実際に体験したことで、3Dプリンタという機械・技術のすごさを、しっかり理解できた様子。

「実際に作るのは難しいけど、でもこんなモノがあったらいいな」という“新しいアイデア”さえ人間が持っていれば、それを3Dプリンタを使い作ることが出来ます。
そのアイデアのヒントは、普段の生活の中で感じている“不便”の隠れているかも。

【午後の部】3D-CAD編

では、実際にモノを作りたいときに、どのようにして機械(3Dプリンタ)にそれを伝え、指示を出せば良いでしょか。
そのために使用するツールが「CAD」です。
CADは現実世界で実際に作ることが可能であるものを、図や印を用いて表すもの。
CADで表現したモノのデータを3Dプリンタに渡せば、実際にモノを作ってくれます。

CADはお絵かきソフトではないので、現実的でない図を書くことはできません。
それを理解した上で、各自PCを使い実際にCADを操作してみました。

星形1つを表すのにも手順を踏んで、またCADの特性を理解した上で書いていく必要があります。

ソフトの使い方に四苦八苦しながらも、皆さん素敵なお星様を書けていましたね。