12月12日(土)に、エリアDの皇學館大学にて観察実験講座「電気部品の役割~抵抗とコンデンサー~」が行われました。講師の先生は三重大学の阿部幸夫先生に担当していただきました。
この講座では電流や電圧の内容を通してコンデンサーとはどういうものかについて勉強しました。
まず始めに電気とは何か、電気について何を知っているのかについて質問をしました。受講生たちは身の回りにある電化製品のことなどを例に挙げながら、電気について考えていました。
次に抵抗と抵抗の役割について実験しました。抵抗器の抵抗値をテスターを使って計測を行いました。その後、電池の電圧と電流値や抵抗を流れたときの電流値を計測することで各抵抗器における抵抗値を算出しました。テスターを使って計測を行うことが初めてな子が多く、興味津々で計測をしていました。
次にコンデンサーについての実験を行いました。まず、そもそもコンデンサーって何なのかという説明がありました。コンデンサーとは電気をためる容器であり、水をためておくタンクみたいなものだという話しをして頂き、とても分かりやすいと思いました。
コンデンサーの役割を調べるために豆電球を使って実験を行い、豆電球が何秒光るのかについて調べました。また、実験をする際には電気容量が2.2Fのものと4.7Fのものを用いて実験を行いました。すると容量が多いものほど光が点いている時間が長くなりました。
体感を伴った観察実験によりコンデンサーについて受講生たちも楽しく勉強ができたと思います。ジュニアドクターの講座を通して様々なことに対して興味を持ってほしいですね。