エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座「リクエスト‐忍者学実験」を行いました

1/15(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「リクエスト‐忍者学実験」が行われました。講師は,紀平先生です。

 

今回の観察実験講座は,生徒さんたちのご希望により行ったものです。以前2021年10月16日に久松先生による「忍者食による設計デザイン」という講座が行われました。その中で紹介された,忍者が食べていたという兵糧丸を実際作ってみたいということで実践してみました。同時に,待ち時間を利用して,忍者が使っていたとされる,縫い針を利用して方位を知る実験を行いました。

兵糧丸製作では決められた材料を電子天秤ではかり取り,それらをナイロン袋に入れて混合し,最後に水を入れて練り合わせ,団子のような丸型に整えました。そして15分蒸らした後,放冷し,食しました。

放冷している時間を利用し,縫い針の方位磁石の実験を行いました。縫い針をガスバーナーで熱し,冷ました後,水に浮かべると針が決まった方向を向きます。これは地球の力を利用しています。針は思い通りの方向を向き,無事に実験は成功しました