エリアA(三重大学): 観察実験講座「光文化を変えたLED」を行いました

6月4日(土)、エリアAの三重大学にて観察実験講座が行われました。講義テーマは「光文化を変えたLED」、講師は三重大学大学院工学研究科の三宅秀人先生です。

今回は、身近にある光を出すものをサンドイッチ箱分光器を作って観察し、光の色の仕組みについて考えました。

講座の初めは、虹が七色に見える現象について学習し、虹のサンドイッチ箱を利用して虹の現象を体感しました。また、光の三原色やLEDについて、そして、光は非常に短い電磁波という波であることなど、光について講義がおこなわれました。

虹のサンドイッチ箱で蛍光灯の光を観察している様子
光についての講義を受けている様子

続いて、光の長さを測るためにサンドイッチ箱分光器を製作しました。製作したサンドイッチ箱分光器を覗いて様々な光を観察することで、普段見えている光の色は複数の光が組み合わさって出来ていることを実感することができました。受講生の皆さんは集中してサンドイッチ箱分光器を製作し、LEDや蛍光灯、外の光など様々な光を観察しようと積極的な様子で取り組んでいました。

サンドイッチ箱分光器を製作している様子
サンドイッチ箱分光器を用いて様々な光を観察している様子

最後に、三宅先生が大学で取り組んでいる研究についての説明と受講生からの質問に答えて頂き、本講座は終了しました。受講生からは沢山の質問があがり、本講座を通じて光についてより興味関心が深まった様子でした。

受講生が質問をしている様子