全エリア: 探究活動講座②が行われました

7月9日(土)、Zoomミーティングを用いて「探究活動講座 ②観察・実験・分析の進め方」が行われました。

講師は5月14日の探究活動講座に引き続き三重大学教育学部の平山大輔先生でした。受講生が自由研究を進める上で欠かせない、実験条件をそろえることや、データの収集について説明があり、演習を行いました。

演習1は納豆菌の増殖に関するビタミンの影響でした。受講生は、天気、湿度、温度、シャーレの大きさなど納豆菌を育てる環境をそろえなければ、納豆菌の効果だとは証明にならないという意見や、実験を行う回数、納豆菌の違いに注目した意見などが挙げられました。「対照実験」という言葉も使いながら、受講同士で議論することができました。

実験ノートを作成することや、調査の場合は野帳が欠かせないことを、平山先生の野帳を例にした説明がありました。
受講生には事前に自由研究の取り組み状況を提出してもらっていました。グループワークでは一人1分間で計画を発表した後、同じグループの受講やメンターから寄せられた計画の動機や方法に関する質問に答えることができました。以前から研究をしている受講は具体的な研究計画を発表をすることができ、他の受講のお手本となっていました。