7月20日(土)に、エリアDの皇學館大学にて、観察実験講座が行われました。講師は、皇學館大学教授の中松豊先生でした。
本講座では、研究することの意義や、寄生蜂カリヤサムライコマユバチの成長・発育について学びました。
講義の前半は、人が進化してきた経緯の中での共感力による影響、そこからこれからの未来について、受講生はこれまでの経験を踏まえて考察したことを発表しました。また、学力とは、「知識・技能」「思考力」「継続する力」の3つがあげられました。研究にあたっては、「継続する力」が重要であるということを学びました。
講義の後半は、カリヤサムライコマユバチが1日で急激に成長する理由を知るために、産卵後5日目と6日目の幼虫を用いて顕微鏡で観察しました。写真を見るだけではなく、実物を観察することにより、受講生はさらに理解を深めることができました。また、今回観察した内容については、9月7日(土)の対面講座でさらに発展させて学習をします。
3回目の対面講座ということもあり、講座に慣れた様子がみられ、質問に対して受講生は積極的に発言することができ、考えを深められました。この状態を継続していけるよう引き続きメンター一同サポートしていきます。