10月4日{土}、鈴鹿工業高等専門学校にて、エリアAを対象に観察実験講座「金属“チタン”の性質を調査しよう」が行われました。講師は、鈴鹿工業高等専門学校は万谷義和先生でした。
まず、様々な金属の特性について学習しました。 その後、本講座で扱う金属“チタン”が持つ「軽い」「強い」「錆びにくい」という特有の特性について先生から学びました。
その後、陽極酸化処理を通常のチタン板と結晶粒を粗大化したチタン板を用いて、その色を変えるという実験を行いました。加える電圧の大きさや加えた時間の違いによって異なる色に変化することを体験し、その色の変化は、チタン板に付着する酸化被膜の厚さが関係していることを学びました。
陽極酸化処理とチタンの色が変化する仕組みを学習した受講生は、チタンリング、長方形チタン板、細長チタン板を自分好みの色・形をイメージした後、加工に取り掛かりました。
受講生は本講義で加工した様々なチタンを記念に持ち帰りました。私たちの生活を支える金属”チタン“についての学習・実験を経て、受講生の金属への興味の幅が広がることが期待されます。