全エリア:観察実験講座「シュミレーションでみて学ぶ物量-プログラミングの基礎-」を行いました

7月4日(土)、Zoomミーティングを用いて観察実験講座「シミュレーションでみて学ぶ物理-プログラミングの基礎-」が行われました。講師の先生は三重大学工学研究科の藤原裕司先生でした。

本日は先週の講座で使用したPhetシステムのようにシュミレーションを使うことから、Phetシステムの根幹を支えるシュミレーションのソフトを知ることを目的に講座を進めていきました。

まず初めに、一次関数や二次関数の定義と、それらの数式への表し方を学びました。

さらに、それぞれのグラフの書き方を数式を元に考えていきました。二次関数のグラフを初めて見る受講生も多く、比例のグラフと異なりU字を描くようなグラフの様子に驚いている様子でした。

その後、受講生自身も一次関数や二次関数のグラフを書いていきました。特に、『y=8x-x2』の数式は一次関数と二次関数が混ざっているみたいとグラフの出来上がりを楽しみにしながらグラフを書いていました。

次に、IchigoJamというプログラミングソフトを使って簡単に放物戦を書く方法を学んでいきました。IchigoJamは決まったプログラムが記載されると、音やイラストがパソコン上に現れる仕組みになっています。

受講生はIchigoJamの使い方を学んだ後、ブレークアウトルームに分かれ実際にプログラムを使っていきました。

受講生は初めての経験に戸惑いながらも、自分たちで入力した言語によってパソコンの動きが変わることに感動していました。

最後に、先週の講座で学んでPhetはもちろんのこと、身の回りにあるたくさんの事象がプログラミングによって成り立っていることを学びました。

学校で学ぶプログラミングと異なり、より発展的なプログラミング知識を養えたと思います。ぜひ、今後の研究に役立てていきましょう。