エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座「忍者学実験」が行われました

11月22日(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「忍者学実験」が行われました。講師は,紀平先生です。

前回の観察実験講座(11月8日)において、三重大学伊賀研究拠点で行われてきた忍者研究の紹介があり、それを踏まえて今回は忍者に関する科学実験を4つ行いました。

1)兵糧丸を作る

決められた材料を電子天秤ではかり取り,それらをナイロン袋に入れて混合し,最後に水を入れて練り合わせ,団子のような丸型に整えました。そして15分蒸らした後,放冷しました。おいしくいただきました!

2)火器火薬

忍術書に記載されている火器・火薬についてこれまで伊賀研究拠点で取り組んだ実証実験の動画鑑賞をしました。

3)方位を知る

縫い針をガスバーナーで熱し,冷ました後,水に浮かべると針が決まった方向へゆっくりゆっくり向きます。地球の力、金属の性質を使っています。

4)水出し、あぶり出し

忍者の情報伝達ということであぶり出しの実験をしました。水につけると書いた文字が現れる「水出し」。また、火で熱すると文字が現れる「あぶり出し」。各々が好きな文字や絵を書いてあぶり出しを体験しました。