8月22日(土)に三重大学教育学部技術棟にて、観察実験講座「風鈴の製作を通したものづくりと技術」が行われました。講師は教育学部の松本金矢先生です。
まずは松本先生より、世界の技術教育と日本のものづくり教育の現状についての講義がありました。科学研究をさらに推し進めていくためには、既製品を使うだけでなく自ら実験装置や分析装置を開発・工夫する力が必要であり、ものづくりに関する確かな知識と技能が不可欠であることを学びました。
続いて、今回の製作テーマである「風鈴」の仕組みや設計についての解説がありました。音階や周波数の理論をもとに、狙った音を出すためのパイプの長さや穴あけ位置などを計算・確認していきました。
その後、実際に受講生一人ひとりが風鈴の製作に取り組みました。まずは配布された設計資料を見ながら定規を使って金属パイプに精密に印をつけました。
次に、工作機械を使って金属パイプを慎重に切断していきました。機械の扱いには注意が必要ですが、先生やメンターがしっかりとサポートに入り、安全に作業を進めました。切断後はベルトサンダーを使って切り口のバリを丁寧に研磨し、滑らかに仕上げました。
六角形の木製フレームを組み立て、糸を結んで長さを調整しながら金属パイプを吊り下げていきます。
受講生たちは自らの手で試行錯誤しながらものづくりを体験し、科学研究における実験装置開発や工夫の重要性について深く理解を深める貴重な一日となりました。
