8月25日、エリアBの伊賀研究拠点にて、第4回の観察実験講座(物質分野)を行いました。
今回の講義テーマは、「周期表を通して様々な元素の性質について考えよう」、講師は荒木利芳先生です。
まず、周期表や元素について知っていることや考えていることをワークシートを用いて整理しました。受講生は「周期表は同じような性質で分かれている」、「炭素は生命にとって大切なもの」、「ウランやプルトニウムなどの元素は放射性物質と呼ばれている」、などの知識をあげていました。
講義では、周期表を用いながら、原子、原子核、電子、陽子、中性子について学び、原子、原子番号、質量数から中性子の数を調べる活動をおこないました。
また、原子の電子配置や最外殻電子についても学習し、水素、酸素、マグネシウム、アルゴンの電子配置図を受講生たちが作図しました。
エリアBでは、保護者の方も一緒に講義を受けていただくことができます。同じ課題を解きながら、受講生である小・中学生、保護者の方同士でコミュニケーションをとることができました。
次回の講義は、物質分野の講義で、今回に引き続き荒木先生が担当されます。