7月28日エリアDでは、三重高等学校の小西伴尚先生に観察実験講座④を『皇學館の森には生き物がたくさんいる』というテーマでお話していただきました。
初めに、受講生は
「森とは何か。」
「森にはどんなものあるのか。」
について考え、発表していきました。
この質問に対して、
「森は、木がたくさんあるところです。」
「森は、空気や蜘蛛の巣があります。」
等、森やそれを構成する物についてたくさんの意見が出ました。
次に、実際に森を観察しながら、森の構成物を発見していきました。
小西先生は森の構成物を、あるルールに従い、グループ分けしていきました。
受講生はグループ分けについて、
「食物連鎖の順番に並んでいる。」
「有機物と無機物に分けられている。」
等、たくさんの意見を挙げました。
受講生が挙げたように、森の構成物はたくさんのグループ分けをすることが出来ます。
このように、漠然としたものをグループ分けすることを‘‘分類‘‘ということを学びました。そして、森は植物や動物が食う食われるの関係であるのと同時に、助け合う関係であることを学びました。
最後に、森の中にいる昆虫を採集し、観察しました。たたき網や合金で作成された網等、受講生は初めて使用する道具を用いながら昆虫採集を行いました。これまで注目することのなかった小さな虫や、珍しい虫をたくさん発見することができ、楽しそうに昆虫採集を行っていました。
今回の講座では、身の回りにある自然の構成物が、たくさんの関わりの中で生きていることを学ぶことが出来ました。