6月8日(土)、エリアEにおける観察実験講座1回目では、四日市大学環境情報学部の廣住豊一先生による授業でした。「環境に対する土の働き」がテーマでした。
土は外部の環境が変化してもその変化を吸収し、温度やpHが大きく変化しないという恒常性の維持(ホメオスタシス)の性質があります。今回の講座では水、砂、土のそれぞれに酸やアルカリを加えて、土にはpHが大きく変化しない化学的緩衝作用があることを実験により確かめました。
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はじめてつかうピペッターで、慎重に希塩酸を1mlはかりとりました。
水、砂、土のそれぞれに塩酸を加えよくかきまぜた上澄み液のpHをpHメーターで測定しました。
塩酸の添加量とpHの変化をグラフ化し、土には緩衝作用があることを確かめました。