エリアE(じばさん三重): 観察実験講座「プログラミング」を行いました

8月28日(土)、エリアEではじばさん三重で観察実験講座が行われました。

講師は藤原裕司先生、講座内容は「プログラミング」でした。4名の受講生は、午前と午後の一日、実験に取り組みました。藤原先生にはオンラインでIchigojamを使ったプログラミングの講座をしていただきました。そのため、受講生の多くはプログラミングに興味をもっていました。

午前は、基本的な操作や文字コード、プログラムの基本構造など、プログラミングの基礎について学びました。午前の最後には、受講生は藤原先生がプログラムした宝探しゲームや回避ゲームで遊び、プログラムの仕組みについて考えました。

午後は、光センサによる自動制御について学びました。今回は、光センサと赤外線LEDを組み合わせたフォトリフレクタを用いて、白黒の判定を行いました。これは二輪車両をライントレースさせるための準備になります。

白黒の判定に用いる色の境界になる数値を定めプログラムし、実際に二輪車両を動かしました。そして、いよいよライントレースです。黒い線に沿って動くようにするにはどうすれば良いか、受講生はプログラムを考えました。とても難しい課題でしたが、何度もプログラムを書き換え、車両がトレースできるようになるまで、時間を忘れたかのように夢中になっていました。全員が見事にプログラムを完成させることができました。

本講座では、実際に作成したプログラムを運動系に出力する体験により、プログラミングをより身近に感じることができました。