8月22日(土)の午前中に、エリアDの皇學館大学にて探究活動講座「結果計測」が行われました。講師の先生は皇學館大学教育学部の澤友美先生に担当していただきました。
今回の講座ではカリヤサムライコマユバチという寄生蜂を用いて、実験の結果のまとめかたについて学びました。
計測を行ったのは前回受講生が寄生させたアワヨトウ幼虫から脱出してきたカリヤサムライコマユバチの蛹です。
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前回は「カリヤサムライコマユバチを大きさの異なるアワヨトウ幼虫に寄生させた場合、卵の数はどうなるだろうか」について自分たちで仮説を立てました。
今回はその結果を確かめるために各自寄生をしたアワヨトウ幼虫から脱出してきたカリヤサムライコマユバチの蛹の数や大きさを計測しました。
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蛹の数や大きさを計測するのにとても細かい作業が多くあり、受講生たちはかなり苦戦している様子が観察されました。
ですが、研究を進めていくためには今回のような細かい作業でもこなしていけるような集中力や忍耐力も必要となってくるので良い機会となったと思います。
最後まで計測をし終えたときには疲れた表情もありましたが、達成感もあったように感じました。
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計測ができた後は、実際にExcelでデータを記入し、まとめ方について勉強をしました。
パソコン操作になれていない受講生もいたので周りのみんなで協力をしながら進めていきました。
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次回は計測したデータをまとめて発表を行うので各自、自分の意見をしっかりと持って発表できるといいですね。