12月12日(土)、エリアEでは観察実験講座「オームの法則の検証」がじばさん三重で行われました。講師は三重大学名誉教授の田中晶善先生です。
講座は、書道で使う墨汁を抵抗として用いて、オームの法則の検証を行うという内容でした。
まずはテスターを用いて、太さの異なる墨汁の線の抵抗値を測定しました。
そして、ワニ口クリップの位置を少しずつずらしてクリップ間の間隔を長くしていき、抵抗値の変化を記録しました。
記録したデータからグラフを作成しました。このグラフの形から、距離と抵抗値には比例関係があることが分かりました。
次に電池を回路に加えて電流値と抵抗値を測定し、先程と同様にグラフを作成しました。このグラフの形から、電流と抵抗が反比例の関係があることや電圧は一定であることが分かりました。
定期試験や入試でよく扱われる「オームの法則」について、検証実験を通して学ぶ貴重な講義でした。