エリアD(皇學館大学): プレゼンテーション講座と観察実験講座「物質の状態変化と酸化・還元」を行いました

9月19日(土)に、エリアDの皇學館大学にてプレゼンテーション講座と観察実験講座「物質の状態変化と酸化・還元」が行われました。

午前中は、皇學館大学教育学部の澤友美先生に講師を担当していただき、プレゼンテーション講座を行いました。この講座では、今まで行った実験の結果を予め用意した発表の形式に沿って自分なりのPowerPointを作成しました。

受講生も熱心に作成していましたが、自分の考えを言葉で表現するのにとても苦戦していました。次回はいよいよ実験の結果を発表するので自分の意見をはきはきと言えるように頑張りましょう!

午後は、皇學館大学の勢力稔先生に講師を担当していただき、観察実験講座「物質の状態変化と酸化・還元」について講義していただきました。この講座ではドライアイスを用いて酸化と還元についての実験を行いました。

まず初めにドライアイスの上に10円玉やスプーンを置いたときの反応を観察しました。10円玉やスプーンを置くと温度差によりドライアイスが急激に温められ、昇華することで10円玉やスプーンを押し上げて激しく振動する様子が観察できました。

次に圧縮発火機を用いて液体のドライアイスを観察しました。ドライアイスは通常液体にならずに気体になりますが、気圧を上げることにより、液体の状態を観察することができました。

受講生たちも普段、液体状態のドライアイスを観察することがなかったため、興味津々で取り組んでいました。

最後にドライアイスのランタンの実験を行い酸化・還元について考えました。ドライアイスの中でマグネシウムが燃え、幻想的な様子を見ながら、なぜ酸素がないのに燃えるのかについて話し合うことで酸化・還元について理解を深めていきました。

目では見えにくい分野でしたが、体感出来て分かりやすい実験をたくさん行うことができたので受講生も楽しく学ぶことができました。