エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座を行いました

6/5(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「ウイルス」が行われました。講師は粟冠和郎先生です。

まず、ウイルスの特性と微生物の特性の違いについて学びました。
そして、今回の実験で用いるウイルスのT7ファージとMS2ファージの特徴や、それらが大腸菌へ感染するメカニズムについて簡単に理解しました。
専門用語が多く、ちょっと難しいところもあったようです。。。

実験では、2種類のファージ(ウイルス)による大腸菌の溶菌(=ウイルスが大腸菌に感染して、大腸菌内で大増殖し、大腸菌の細胞を壊して、ウイルスが外へ飛び出す。
つまり、大腸菌はウイルスによって殺され、増殖することができない)観察を行いました。元気な大腸菌に、T7ファージおよびMS2ファージのウイルスを添加し、37℃で1時間培養しました。
大腸菌が増殖したかどうかは、溶液の濁り(濁度)を測定することにより評価(=大腸菌が増殖すると濁る)しました。

マイクロピペットの操作も最初はおぼつきませんでしたが、後半は手慣れた操作でした!