エリアD(皇學館大学): 観察実験講座「昆虫の体のしくみ」を実施しました。

5月21日(土)エリアDを対象とした観察実験講座「昆虫の体のしくみ」が行われました。

講師は皇學館大学教育学部の中松豊教授でした。

今回は、チョウ目昆虫であるアワヨトウ幼虫の摂食時の観察と解剖実験を行いました。アワヨトウは「粟を夜盗む」と書いて「アワヨトウ」と読み、イネ科の植物を食べる夜行性の昆虫です。

アワヨトウ幼虫の摂食時の観察では、アワヨトウ幼虫の口の動かし方や葉の食い痕に着目し、口を横に開いて食べていることや、葉の端から食べ始めることを確認しました。

昆虫は一見ヒトとは異なる生き物のように見えますが、共通性もあります。ヒトの免疫に関わるToll様受容体はショウジョウバエで先にToll様受容体が発見された後に、ヒトで発見されたため、昆虫学者のJ.A.ホフマン博士はノーベル賞を受賞したことを教えていただきました。

アワヨトウの解剖実験では、実際に受講生が一人ひとり昆虫を解剖し、昆虫体内の構造の器官がヒトではどの臓器に当てはまるのか観察しました。

受講生の皆さんは解剖を行う前、少し不安そうな表情でしたが、解剖するときは真剣な表情で取り組んでいました。

また、本日は今年度初の対面講座であったため、中松豊教授から研究の心構えをお話していただきました。研究を行う上で大切なことは知識や技能だけでなく、コミュニケーション力やチームワークです。これからの講座では皆で協力して実験・観察に取り組んでほしいと思います。

いよいよ体面での講座が始まりました。この一年みんなで一緒に頑張りましょう!