6月10日(土)にエリアB(伊賀研究拠点)で第1回目の観察実験講座が「きれいな水」が行われました。講師は,紀平先生でした。
4個の透明のプラスチックコップに蒸留水を入れ、それぞれに物質を混ぜました。もう一つは田んぼの水を用意しました。この5つの試料について、まず「見た目」だけできれいか汚いかを判断しました。
次に、代表的な水の汚れの指標となるものについて学びました。その後、5つの試料についてそれぞれ、有機物量の指標であるCOD、栄養塩の硝酸態窒素をパックテストで測定し、電気伝導度も測定しました。
これらの結果を見ながら、実際に混ぜた物質を伝えました。今回用いた物質の一つに、ある毒物を使いました。管理を十分気をつけながら使いました。見た目や今回の分析法では検出できないことに驚いていました。
後半は田んぼの水について、顕微鏡を使ってプランクトンを観察しました。実体顕微鏡や生物顕微鏡で観察し、使い方についても学びました。プレパラートも作製し、きれいにミジンコを観察することができました。