エリアA 7月22日(土)、zoomミーティングを用いて全エリアのプレゼンテーション講座「研究成果のまとめ方」が行われました。ご担当の先生は三重大学教育学部理科教育講座 の後藤太一郎先生とデザイナーの中川朋美先生でした。
本講座では、研究成果のまとめ方の基本形と研究の「あらすじ」を考え、受講生がわかりやすいスライドを作ることができるようになることが目的です。まず後藤先生の解説によって、ポスターや観察日記、スケッチブックを用いたまとめ方の具体例から、受講生は図や表で研究成果をまとめるという科学研究の適切なまとめ方について学びました。
次に、三重大学教育学部美術教育コースのご出身で、現在はプロのデザイナーとしてご活躍されている中川先生より、デザインの視点からポスター作りの基本とそのコツについての解説がありました。受講生は色にはその色特有のイメージと使い方があることや情報の示し方について、クイズを交えながら学びました。
科学研究の成果のまとめ方とデザインの手法について学んだ受講生は、「ドクダミの観察に関する自由研究」のポスターの良い点・改善すべき点についてグループで考え発表しました。その後、中川先生によるデザインの手法がふんだんに盛り込まれたお手本を見た受講生は、その凄さに驚いている様子でした。
最後に、後藤先生より今年度の科学コンクールの実施状況と来年3月に行われる三重ジュニアドクタ ー成果報告会についての説明がありました。三重ジュニアドクター成果報告会では、本講座で学んだことが活かされ、個々の科学研究が分かりやすく発表されることが期待されます。
（文：生川雄大）
