8月26日(土)、エリアDの皇學館大学にて観察実験講座が行われました。 講師は、皇學館大学教育学部の澤友美助教です。
本講座では、受講生が現在取り組んでいる研究で扱っているトゲナナフシの解剖実験を行いました。
初めに、トゲナナフシの解剖の方法について学習しました。トゲナナフシの尾部から頭部へと切開することで内部構造を観察することができました。皇學館大学で研究対象としているチョウ目昆虫のアワヨトウ幼虫の内部構造と比較することで、腸や気管といった昆虫に見られる様々な器官を観察することができました。また、今回はメスの個体を解剖したため、卵巣や赤い色をした卵も観察することができました。
トゲナナフシのメスを解剖し、観察することで、受講生のトゲナナフシに関する知見が増えました。今後は、珍しいオスの個体の内部構造を観察することで、新たな知見を得ることに期待をしています。