エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座「遺伝子を扱う技術」が行われました

12月9日(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「遺伝子を扱う技術」が行われました。講師は紀平先生でした。

今回の実習では、遺伝子を扱う技術という内容で、PCR(Polymerase Chain Reaction)の実験を行いました。DNAの採取・抽出、試薬の調合、PCR、電気泳動という流れで実施しました。用語や実験の原理といったところで、かなり難しいところがあったかもしれませんが、実験にチャレンジしました。

DNAの採取・抽出では、綿棒を使って口の中の頬の細胞をかぎ取り、加熱しながらアルカリ溶液中でDNAを抽出しました。抽出したDNAとPCR試薬を混ぜ合わせ、PCRの機械にかけて、調べたい領域のDNAを増やしました。増やしたDNAを電気泳動により分離し、写真で確認しました。