エリアE(四日市ユマニテクプラザ): 観察実験講座を行いました

8月10日(土)、エリアEで観察実験講座「電気部品の役割~抵抗とコンデンサー」が行われました。講師は阿部科学教育アーカイブス代表で、三重ジュニアドクター育成塾シニアメンターの阿部幸夫先生です。この日は三重大学北勢サテライト知的イノベーション研究センター(ユマニテクプラザ内)で行なわれました。

今回の講座で「電気部品の役割」を学びました。

「抵抗はどんな役割をしているのか、その仕組みはどうなっているか」テスターを使って抵抗を測定し、抵抗値を測り、また、電圧と電流のはかり方も学びました。

抵抗の構造、抵抗を直列と並列につないだ場合の抵抗の値がどうなるか、モデル実験を通して考えました。

次に、電気を運ぶ粒子について学びました。電気にはプラスとマイナスの2種類あり同符号は反発し、異符号は引き合い、電気を運んでいるのは電子というマイナス電子を持つ粒子であることを箔検電器実験で理解することができました。

続いて、「コンデンサーとコンデンサーの役割」について学びました。

コンデンサーは電気を溜めることが出来る。なぜ電気を溜めることができるのか、モデル実験の金属板を使用してLCRメーター(コンデンサーの電気容量)を調べる機器)で測定しました。実験の結果、金属板の向かい合っている面積が大きいほど電気容量が大きくなりました。

「コンデンサーと抵抗の組み合わせ」を学び、豆電球の明るさの変化を調べました。この原理を利用して、電灯など実際に身近なところで使われていることを理解しました。