エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座「忍者学実験」が行われました

12/23(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「忍者学実験」が行われました。講師は,紀平先生です。

前回の観察実験講座(12/16)において、三重大学伊賀研究拠点で行われてきた忍者研究の紹介があり、それを踏まえて今回は忍者に関する科学実験を4つ行いました。昨年は2週にわたって行った実験を、今年は1週で詰め込んでやりました。

 

  • 兵糧丸を作る

決められた材料を電子天秤ではかり取り,それらをナイロン袋に入れて混合し,最後に水を入れて練り合わせ,団子のような丸型に整えました。そして15分蒸らした後,放冷しました。おいしくいただきました!

 

  • 方位を知る

縫い針をガスバーナーで熱し,冷ました後,水に浮かべると針が決まった方向へゆっくりゆっくり向きます。これは地球の力を利用しています。針を水に浮かべるのにはコツが必要で苦労していました。

 

  • 金属の炎色反応

金属の違いにより炎の色が違います。その代表例としてリチウムを燃焼させ、赤色の炎が出たことを観察しました。

 

  • 水出し、あぶり出し

とある溶液で和紙に文字を書き乾燥させると、文字が見えなくなります。そして、それを水につけると書いた文字が現れてきます(水出し)。また、別のとある溶液で文字を書き乾燥させ、文字が見えなくなった後、和紙を火で熱すると文字が現れてきます(あぶり出し)。

 

また特別編として、とある試薬を溶かした溶液で文字を書くと、薄い赤色なのですが、それを乾燥させると青色の文字になります(写真)。