5月24日(土)、オンラインにてエリア共通で探究活動講座「①研究課題と仮説の設定」が行われました。講師は、三重大学教育学部の平山大輔先生でした。
講座では、研究課題と仮説の設定の方法を演習を通して学ぶことで、研究のルールや科学の 手法についての知識を身に着けることができました。受講生のみなさんにとって、これから 研究を行う際に役立つ思考力を学ぶことができる講座でした。
グループ演習では、二つのテーマを話し合いました。
一つ目は、観察事実を説明するための仮説を立てる演習です。イモムシの特徴、特性をもとにして、「なぜこのような特徴、特性があるのだろう?」とグループで話し合いました。 二つ目は、仮説をもとにして、実証方法を考える演習です。実証方法を考える演習では、様々な意見が挙げられ、受講生同士で疑問を話し合って、相手の実証方法への理解を深めること や、自分の実証方法をよりよくすることができました。
受講生のみなさんにとって研究者の第一歩を踏み出すことができるような講座でした。仮説を立てること、実証することに生かすことができるような学びになったように思います。