エリアB(伊賀研究拠点):観察実験講座「忍者学実験1」が行われました

9月17日(土)にエリアB伊賀研究拠点において観察実験講座「忍者学実験1」が行われました。講師は,紀平先生です。

前回の観察実験講座(9/3)において、忍者が食べていたという兵糧丸について学びました。今回は、その兵糧丸を作ってみようということで、実験用に材料や調理法をアレンジした内容で、実際に作ってみました。同時に、待ち時間を利用して,忍者が使っていたとされる縫い針を利用して、方位を知る実験を行いました。

兵糧丸製作では決められた材料を電子天秤ではかり取り、それらをナイロン袋に入れて混合し、最後に水を入れて練り合わせて団子のような丸型に整えました。そして15分蒸らした後、放冷しました。

放冷している時間を利用し、縫い針の方位磁石の実験を行いました。縫い針をガスバーナーで熱し、冷ました後で水に浮かべると、針が決まった方向を向きます。これは地球の力を利用しています。針は思い通りの方向を向き、無事に実験は成功しました。しかし、針を水に浮かべるのにはコツが必要で、生徒たちはかなり苦労していました。