7月8日(土)、エリアDの皇學館大学にて探究活動講座が行われました。講師は、皇學館大学教育学部の澤友美先生です。今回は、受講生が現在取り組んでいる研究を発表し、質疑応答を行いました。
受講生はトゲナナフシに関する研究を行っています。トゲナナフシはメスがメスを産む単為生殖を行う昆虫として知られていますが、ごくまれにオスが産まれることがあります。受講生は小学1年生からトゲナナフシの累代飼育を継続しており、その中でこれまでにオスを発見しました。現在は珍しいオスに着目し、オスの様子を観察記録しています。
これまでの観察でオスとメスを比較して外部形態の違い、青色の精包などを見つけたようです。また、オスとメスの内部構造の違いにも興味を持っている様子でした。今後、トゲナナフシの内部構造を観察し、よりトゲナナフシのオスに関する知見が増えるようサポートしていきたいと思います。