エリアD:観察実験講座「積乱雲で学ぶ科学」が行われました

8月2日(土)、エリアDの皇學館大学にて、小林悠介先生による観察実験講座が行われました。今回のテーマは「積乱雲で学ぶ科学」でした。

講座の前半では、雲は大きく分けて10種類に分類されることや、それぞれの雲の見分け方を学びました。続いて、積乱雲が発生する過程を動画で観察し、その特徴について理解を深めました。

後半では、ペットボトルや炭酸キーパー、アルコールを使ってペットボトル内に雲を発生させる実験を行いました。さらに計算によって上空で雲が発達するときの条件を考えました。また、校舎内から積乱雲の観察も行い、子どもたちは積極的に観察活動に取り組んでいました。その中で、積乱雲が短時間に大雨を降らせ、災害を引き起こす可能性があることを学び、自然の脅威についても理解を深めました。

本講座を通して、身近にある雲の中には、ときに平穏な生活を脅かす存在となるものがあること、そしてそのような場合にどのような対策をとるべきかといった、命を守るために大切な知識も身につけることができたのではないでしょうか。講座の最後には、受講生が積極的に質問をしており、非常に充実した時間となりました。この学びを、今後の生活の中でもぜひ活かしてほしいと思います。