10月13日、エリアAの三重大学にて観察実験講座⑬を行いました。
講義テーマは「光文化を変えたLED」、講師は三重大学工学研究科 三宅秀人先生です。
今回の講義は、赤、青、緑のLEDを使って様々な色の光を作る工作から始まりました。
赤と緑の組み合わせ、緑と青の組み合わせなど、何を組み合わせるとどんな色ができるのか何度も試す様子が見られました。
次に、光に関する功績を称えられた「2014年ノーベル物理学賞」の紹介、そもそも光とは何なのか、光る半導体(LED)についてなど光に関係する様々なお話を聞きました。
そして二つ目の工作はサンドイッチ箱分光器です。班内で会話も弾み、楽しそうに作る様子が見られました。
完成した分光器で教室の蛍光灯を見ています。受講生たちは自分の手で作った分光器を使ってうれしそうに観察をしていました。
最後にLEDの応用や、現在三宅先生が研究されているテーマについてのお話がありました。そして「何かひとつ夢中になれることを見つけて打ち込んでほしい」という三宅先生からの熱いエールで、今回の講義は締め括られました。