エリアA(三重大学):観察実験講座「酵素のはたらき」を行いました

12月7日(土)エリアAでは、観察実験講座「酵素のはたらき」が行われました。

講師の先生は、三重大学生物資源学研究科食品発酵学教育研究分野の苅田修一先生でした。

最初の講義では、酵素について学習しました。受講生は生活のまわりには、酵素の働きを利用しているものが多いということを学んでいました。

次に、この後に行った実験の練習を行いました。スポイトの2メモリ目まで水を吸う練習です。指先で細かな微調整が必要なため、受講生たちは苦戦しながら行っていましたが、上手くできていた様子でした。

また、タッチミキサーという機械を使う練習も行いました。受講生は、ぶるぶるという振動に興味深々でした。

いよいよ実験本番です。酵素をでんぷん溶液に入れて、2分、4分、6分、8分、10分の担当に分かれ、スポイトで取っていきます。それをヨウ素液の入った試験管に入れてタッチミキサーで混ぜました。

その後、色の濃さを数値で表すために機械を使って計測していきました。

その後、実験結果をグラフに記入していきました。横軸と縦軸のメモリも自分たちで決めたので最初は苦戦していましたが、先生方にアドバイスをしていただき完成させていきました。

実験がうまくいかなかったグループもありましたが、普段なかなか使えないような機械を使うなど貴重な体験ができたと思います。