7月11日(土)、Zoomミーティングを用いて探究活動講座「観察・実験・分析の進め⽅」が行われました。講師の先生は三重大学教育学部理科教育講座の平山大輔先生でした。
授業の初めに「観察・実験・分析の進め⽅」について知っていることを記録用紙に書きました。その後、平山先生から科学の手法に関する解説がありました。
次に、グループ活動を行いました。初めに、ある研究者の実験について考えました。
実験の考察が本当に適切であるかを、個人で考えた後グループで発表・共有しました。
その後、平山先生の解説を聞きました。受講生たちは実験条件を揃える必要性や実験結果が1回きりのものではなく、何度でも同じ結果になるという再現性が重要性を学びました。また、測定や記録を正確に行うために、研究ノートの作成や記録方法も学びました。
次に、グラフの書き方を平山先生が解説しました。それぞれのグラフがどのような傾向や県形成を示しているのかを受講生たちは学びました。
本日2回目のグループ活動として、グラフ作成の活動を行いました。この状況ではどのグラフが適切であるかを考えました。
初めに、個人で考え、その後グループで共有し、どのグラフが適切かを受講生同士で議論しました。
その後、平山先生の解説を聞きました。どのグラフが適切か、またグラフは一種類だけではないということを受講生たちは学ぶことが出来ました。
研究は予想通りにいかないことの方が多く、予想と違った結果から新たな発見が生まれることがあります。途中で投げ出さず、新しい仮説を再度考えることが重要です。
本日ラストのグループ活動として。自身の研究内容の共有を行いました。発表内容について、質問やアドバイス、感想を受講生同士で行いました。新たな実験方法や測定方法を知る良い機会であったと思います。
本日は観察・実験・分析の進め⽅を学びました。
皆様の自由研究の内容を聞いて、とても面白く興味深いものだと感じました。
この講義を活かして、受講生の皆様が素晴らしい自由研究を作成して、発表してくれることをとても楽しみにしています。