8月8日(土)に、エリアDの皇學館大学にて観察実験講座「昆虫の体のしくみ」が行われました。講師の先生は皇學館大学教育学部の中松豊先生に担当していただきました。
本講座の始めに、中松豊先生より、人とのつながりや疑問を持つことの大切さといった研究者としての心構えを学びました。このことを胸に今後の活動にも励んでもらいたいと思います。
午前中は、昆虫についての知識を深めた後、アワヨトウ幼虫がソルゴーの葉を摂食している様子の観察やアワヨトウ幼虫の解剖にチャレンジしました。初めて見るアワヨトウ幼虫に目を輝かせながら、意欲的に観察や解剖、スケッチに取り組んでいました。
午後は、カリヤサムライコマユバチがアワヨトウ幼虫に寄生する様子を観察しました。そして、寄生されたアワヨトウ幼虫の体内では何が起きているのかを解剖行い、調べました。解剖することで、短い寄生時間で数十個の卵を産むことや、寄生後の体の変化に気づき、「脂肪体がない!」といった驚きの声があがっていました。
自分で観察や実験を行うことで、新たなことを知る楽しさをこれからも学んでいってほしいと思います。